WRC第2戦ラリーメキシコは3月7日(日)に最終日デイ3として3本のSSが行なわれ、セバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)が優勝した。2位はペター・ソルベルグ(シトロエンC4WRC)、3位はセバスチャン・オジエ(シトロエンC4WRC)と、シトロエンが表彰台を独占した。

 ローブが危なげない走りで今季初勝利を飾った。デイ2で首位に浮上し55.5秒という大差を2位ソルベルグに築いたローブは、デイ3がスタートすると大幅にペースダウン。完走重視の走りで3本のステージを走り切り優勝を確実なものにし、WRCラリーメキシコ4連勝を飾った。ローブはこの勝利で、4位に終わったミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)を逆転してシリーズリーダーとなっている。

 盛り上がったのは2位争いだ。デイ2終了時点で2位ソルベルグと3位オジエの差は2.7秒。そして、デイ3最初のSS19でオジエがソルベルグを逆転し2位に浮上した。SS20がキャンセルとなったことで次のSSは21。ここでソルベルグがベストを決め差は0.6秒に縮まった。そして迎えたファイナルステージ、SS22でソルベルグが執念のベストタイムをマーク。オジエを逆転し、2位フィニッシュを果たしたのである。ソルベルグはまるで優勝したかのようにはしゃぎ、涙を流しながら喜びをかみしめた。

 総合3位はオジエ、4位はセカンドドライバーのヤリ‐マティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC)に順位を譲られるかたちとなったミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC)、5位ラトバラ、6位ヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC)という結果になっている。

 なお、同時開催のPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)はアルミンド・アラウジョ(三菱ランサーエボリューション)が優勝。新井敏弘(スバル・インプレッサ)はデイ2でのコースアウトが響き2位。SWRC(S2000世界ラリー選手権)ではチェビー・ポンス(フォード・フィエスタS2000)が優勝した。

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